THEME 01 | AIを使った効率化

AIで作る初めてのツールは「1工程1ツール化」がおすすめです

初めて作るなら「1工程1ツール化」がおすすめです。アプリというと、いろいろな機能がついていて何でもできるものをイメージしがちです。もちろんサービスとして販売するなら、多機能さや細かな設定ができることも大事かもしれません。ですが自分たちの業務効率を一番に考えるなら、「1工程(作業)1ツール」をまず作ってみるのがとてもわかりやすいアプローチです。

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1工程に絞るとAIへ要件を伝えやすい

なぜ「1工程1ツール化」がおすすめかというと、シンプルにAIへ要件を伝えやすく、出力されたものが使えるかどうかの判断もしやすいからです。

一般的なシステム開発と同様で、最初に「どんな仕様で、そもそも何をしたいのか」を可視化・言語化しておかないと思い通りのツールになりにくい面があります。

厳密にはそこまで考え込まなくてもそれなりのものは作れますが、AIとのやり取りの効率を上げるためにもこの点は少し意識しておきたいところです。

最初は60〜70点で動けば十分

最初から100点を目指す必要はまったくありませんし、むしろ最初から完璧なものは作れません。まずは絶対にやってほしいことが60〜70点くらいでできる状態を目指します。

実際に触ってみて「ここが不便だな」「もっとこうしたいな」と感じた部分をClaude Code(わたしの場合)とやり取りしながら肉付けし、合格点に近づけていくほうが結果として早いです。

その1工程の中にいくつか分岐や選択肢がある場合は、そのツールの中で選択できるようにしておけば十分です。もちろん最初から思い浮かばない場合もあります。その場合も作られたツールを見てから追加すれば十分です。ツールを触ってみて初めて気づくということも多いです。

一般的なシステム開発では、最初に要件定義をして仕様やゴールを完全に固めないと進められません。そうしないと手戻りが増えたり「言っていたことと違う」「できていない」といったトラブルにつながったりするため、開発会社とのやり取りではそうした厳密なコミュニケーションが必須になります。でもそういった必要がないからこそのゆるさでじゅうぶんです。AIとコミュニケーションを取りながら進めることができるというメリットの一つです。

プログラム知識は必要か

プログラム知識は、判断基準として持っていても構いませんが、わたしは現状とくに必要ないと考えます。

ここではどういうコードで動いているかは重要ではありません。「やりたいことができるかどうか」がすべてです。

わたしのようにプログラムがわからない非エンジニアにとって、そこがとても重要だと考えます。車を運転する時に、今ギアが何速に入っているかを考える必要がないのと一緒です。わたし一応MT車の免許を取っていますが、免許を取ってうん十年。一度しかMT車に乗ったことがありません(しかもエンストしてスタートできず、別の人に代わってもらいました)。

仕組みがわからなくとも運転できることが大事です。

まずはローカル上で動くツールから

なお、サーバーにアップして使うとなるとセキュリティや専門知識が求められるため、まずはローカル環境で動かせるものに限定して考えるのがおすすめです。

基本的に自分だけで使うツールに関しては、サーバーに上げる必要はないかなと思います。

例えば一つのものをみんなで見に行くといった管理ツールみたいなものを作ろうとすると、サーバーに上げる必要があるかもしれません。(サーバーに上げずに共有する方法もありました。また改めての機会に)

あくまでも自分の作業効率を上げる道具として使う場合には、ローカル上で動くツールで十分です。ローカルで動かすツールであっても工夫次第でいろいろなものが作れます。

まずは身近な業務の中から、ローカルで使える1工程のツールを考えてみてください。

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